彼岸島の丸太最強説はホント。(肋骨が3本折れました)


久しぶりのブログ更新ですが、超個人的で超衝撃的な出来事が。

僕はいま

 

肋骨が3本折れています!

 

いたたたたた。。。。。

 

そんなわけでお店の夜営業はお休みしています。

肋骨1本くらいじゃなんてことないのですが(実体験あり)、さすがに3本同時となると日常生活にも支障をきたすほどに痛いです。

まずすんなりとは横になれません。痛くないポイントを探りつつ、じわじわと横になっていきます。

で、横になってもすんなりとは眠れません。

しかも寝返りが打てません。体が痛くなるたびに目が覚めて、寝返りもポイントを探りつつじわじわと。

で、目が覚めると今度は起き上がれません。

一昨日は朝4時に目が覚めて、5時過ぎにようやく立ち上がることができました。。

そして歩くときは杖。。

なぜこんなことになったのか???

骨折をしてから早4日、ブログを書けそうなくらいには元気がでてきたので、つらつらと書いていこうかと思います。

あ、サムネは病院で採ったCTの写真(頭部)です笑

俺の脳みそってこんなんなんだ。。

 

山仕事は危ない

普段のお店の昼営業は奥さんに任せ、僕は日中に友人の木こり仕事を手伝わせて貰っています。

おばあさんは店でタコスを、おじいさんは山へ木こりに、って感じです。

普段は丸太の玉切りや薪割りがメインですが、毎週月・火だけは山仕事に連れて行って頂き、伐採の補助、倒した木の集材、集材した丸太の玉切り、運び出しなどをしています。

で、この現場がなかなかの急斜面なんです。

なんて言ったらいいんだろう、、スキー場だったら超上級者コースのような、もはや斜面っていうか崖じゃねーの?みたいなところなんですよ。

なんでそんなとこの木を切ってんだって話なんですが、その辺は説明がめんどうくさいんで省きます。

気になるかたは店に飲みに来て僕に直接聞いてください。

 

とにかくそこの木を切りだして運び出している訳です。

ですがその現場は山の入り口と言いますか。重機などは入れないし、大きなトラックも入れないような辺鄙なところなんです。

作業は基本、手作業。

もちろんチェンソーなんかは使いますが、大きな機械などは使えないクラシックかつオールドスクールな林業をせざるを得ない、なかなかデンジャーな現場なのです。

写真では伝わりづらいですが、こんなもんじゃないんですよ!

写真のように斜面の木をバタバタと切り倒していくわけですが、このあとに切った木を集める「集材」という作業があります。

これも重機を使えば早いのですが、いかんせん重機は入れません。

そんな時は「ポータブルウィンチ」という機械を使います。

僕の肋骨をへし折った原因の幹部みたいなヤツです笑

 

ポータブルウィンチ

説明が難しいんで画像をば。

エンジンの力でロープなどを巻き取るための機械ですね。

こんな感じで使います。

ウイーン。

斜面で切った木をロープでくくり、斜面下の平らな場所までポータブルウィンチで引っ張る。そのあと切り出して運び出す。

なんてことをしているわけです。

単純な作業ではあるのですが、忘れちゃいけないココは急斜面!

しかもその急斜面には切り倒した木の切り株なんかもあるわけですよ。

ウィンチは何百キロもある丸太を引っ張れる便利な機械ですが、その動きは直線的。切り株があるからよけて引っ張ろう、なんて融通は利きません。

よけるにはいちいちウィンチの場所を変え、ロープを掛けなおして。。。

なんて、めんどくさいんですわ!

 

師匠の丸太

前置きが長くなりましたが、僕の肋骨を3本もへし折ったのは山で切り出した太さ40㎝強、長さ7m、重さ500~600㎏のなかなかな丸太です。

一部の人が大好きだと思われる漫画「彼岸島」に出てくる怪人「師匠」が持つ丸太よりもさらに長い丸太です。

さらに、その丸太に700㎏のパワーで牽引できるポータブルウィンチのパワーが加わりました。

事の顛末はこうです。

まず斜面に転がるなかなかな丸太に僕がロープをかけました。

そのロープを斜面の下にセットしたポータブルウィンチに木こりの友人がセットします。

セットを確認したのち、安全なところに避難した僕がOKのサインを出すとウィンチのエンジンを回して引き始めます。

ここまではいつも通りです。

ウィンチの強力なパワーで引っ張られていくなかなかな丸太ですが、斜面の途中で丸太の先端が切り株に引っかかり動かなくなってしまいました。

このような場合はウィンチのエンジンに負荷がかかってしまうため、一度エンジンを止めてロープを掛けなおしたりするのです。

ここまでもよくあることなんですよ。

なので僕がまたロープを掛けなおしました。

ですが、ロープを掛けなおしても思ったように引けるとは限りません。結局引っかかったままなんてこともあるわけです。

その度にロープを掛けなおさなくちゃいけないのですが、なんせココは急斜面。

いちいち安全圏まで上り下りするのも面倒だし大変なので、掛けなおしたロープでちゃんと動くのかを丸太の近くで見守るという判断をしてしまいました。

それが良くなかった。。。

再び合図を送り、ウィンチのエンジンがかかります。

僕は丸太の先端を見つめていました。

ジリジリと回転しながら動き出す丸太。

よし、このロープのかけ方でなんとかこの切り株は越せそうだ。そう思い安全圏へ避難しようとした瞬間。

背中に味わったことのない衝撃がぶっ飛んできました。

 

3m(警察の実況見分による数値)吹っ飛ぶ

ウィンチに引っ張られていて丸太ですが、しっかりテンションがかかった状態からズルッッ!!と切り株から解き放たれたわけです。

そこまでは予想していたのですが、動きはその予想と違ったんですね。

僕は斜面をズルズルーっとウィンチに引きずられながら落ちていくもんだと思っていました。

今までみた丸太はみんなその動きだったので。

ところが今回の丸太は先端から勢いよく斜面に落ち、約7mもある長さのケツを勢いよく跳ね上げやがったのです。

こんな感じで!!!

 

 

もうね、ほんとこんな感じなんですよ。。

当たった瞬間にとてつもなく重たい衝撃がきて、自分の体が宙に舞うのを感じました。

しつこいですが、ここは急斜面

警察の実況見分によると、丸太にあたった位置から3mほど吹っ飛んだそうです。しかもその高低差は2mほどありました。

 

彼岸島の丸太最強説は嘘じゃない

至る所に丸太が転がる危険な斜面ですが、奇跡的にも吹っ飛ばされた着地点に障害物は無し。

吹っ飛ばされてすぐに木こりが駆け寄ってくれました。

まあ、当然ですが笑

すぐに救急車を呼ぼうと言ってくれましたが、僕はまだいまいち自分の状態がわかっていなかったようです。

大したことはなさそうだ。。いまは衝撃で息ができないけど、骨までは言ってないだろ。。

そんな程度の認識で、そのまま思ったことを伝えました。

木こりの肩を借りて斜面を下りながらも、「うーん、午後には間に合うかなぁ」なんて考えていたくらいです。

斜面を降りて軽トラの荷台に横になろうとしましたが、そもそも横になることができません。痛すぎて体を動かすことができないのです。

なんとか荷台に上がることはできたものの、そのまま四つん這いになって動けなくなってしまいました。

一時のことだと思っていた痛みはどんどん増していくばかり。

現場にいたもう一人のかたと木こりが交わす会話かすかに聞こえてきました。その会話では「救急車呼んだ方がいいだろ」という決断が下されていました。

ですがここは山の入り口急斜面。トラックなんかも入ってこれない僻地です。

が、近くに消防の出張所のような場所があり、そこには救急車も待機しているのです。

木こりがそこまで軽トラで運んでくれることになりました。

なんとか体を起こし、軽トラの助手席へ移動する僕。

出張所へ向かいながら、僕は

「彼岸島の丸太最強説は嘘じゃないね。。」

なんてことを言いました。

だって、ほんとにそれしか頭になかったから笑

漫画好きな木こりの友人は笑いながら

「そんなこと言える元気があるなら大丈夫そうだな」

なんて言っていました。

現場から出張所までは車で2分ほど。まずは救急車へ運ばれ、バタバタとたくさんの人が駆け寄ってきてくれました。

痛さで朦朧としていましたが、どうやらドクターヘリの発着場まで運ばれてヘリで飛んでくるお医者さんに診察されるという話が進んでいました。

その診察次第では、そのままヘリで甲府の大きな病院に運ばれるとのこと。

その時の僕は

「え!ヘリに乗れるの!?」

なんてアホな感想を思い浮かべていました。

ヘリに乗る=やばい状態

なんてことは考えられなかったんです笑

 

だいぶ長いんで分けます

思ってたよりもだいぶ長くなってきたんで、今回はここまでにしておきます。

見切り発車で書くとだいたいこうなりますね笑

どうでもいい部分が長すぎるな。。

 

近々続きを書くと思います。

丸太を持ってお待ちください。


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